2016.08.06
メモリーディスクでシステム構成
FreeBSDで SSDや USBメモリーなんかのブートデバイスでシステムを作る場合、/varや/tmpへの書き込みが多くて寿命がちょっと心配。
で、tmpmfsや varmfsを使って RAMディスク上にこれらを作ると、メモリーデバイスへの書き込みはほとんどなくなって roでシステムを作れる。
でも RAMディスクなんで当然再起動ですっぱりなくなってしまう。(起動時に /varは /etc/rc.d/var と/etc/mtree/BSD.var.distで再構築はしてくれる)
/var/logなんてすっぱりなくなったら、とっても困ったことになる訳なんで、logだけは usbなりに別途書いておきたい。
と言うことで mtreeの雛型と varのスクリプトをちょっと編集。
mtreeの書式ってどこにもあんまり詳しく書いてないので完全に備忘録(^^;)
/etc/mtree/BSD.var.dist
*** BSD.var.dist.orig Fri Mar 25 10:11:15 2016
— BSD.var.dist Sat Aug 6 13:32:27 2016
***************
*** 61,67 ****
..
heimdal mode=0700
..
! log
..
mail gname=mail mode=0775
..
— 61,67 —-
..
heimdal mode=0700
..
! log type=link link=/ext0/log
..
mail gname=mail mode=0775
..
logディレクトリを作成する定義を type=link link=/path/to/log_directory
てするのがミソ。
で、/etc/rc.d/varの スクリプトは populate_varってので /varがなかったら再構築をしているのだけど mtreeを -deUで構築しているので -d(ディレクトリ作成以外のエントリをすべて無視)を外す。
で、出来上がり…
# ls -la /var
lrwxr-xr-x 1 root wheel 9 Aug 6 21:34 log -> /ext0/log
ちなみに tmpmfsや varmfsは /etc/rc.confに書くだけでOK! fstabを弄る必要なはい。
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